誰かの為になるならばという考えでしてきたこと(被災地への募金、今は服薬上できない献血、マナー遵守くらいか)より、その気持ちでしていただいたことに恩恵を得ていることの方がはるかに多い人間です。
かつて電車内で身体の具合が悪くなってしゃがみこんだ私に席を譲ってくれた方ありがとうございます。
幹事役員引き受けてくれた方にもその気持はあったでしょう。
救急車で命を救っていただいたこともありました。
医療従事者だけでなく、夜間や土日祝に対価はあっても仕事をしてサービスを提供してくださった方にその気持ちがなかったら、きっと。
私は善人ではないので、善意でしたことが悪意で返ってくることを恐れて行動できないこともあります。だからこそ新渡戸稲造さんの言葉を自分に言い聞かせていたりします。
"施せし情は人の為ならず おのがこゝろの慰めと知れ
我れ人にかけし恵は忘れても ひとの恩をば長く忘るな
出典:[新訳]一日一言"
7/26/2024, 4:33:25 PM