わたしのいえは
がっこうから
でんしゃと バスをのりついで
30ぷんもあるいて
やっと かえれるところだった
でも
いえにつくと
だれもいなくて
いつも
たそがれだけが
わたしをまっていた
それは
かぞくみたいな かおをして
あたりまえに しょくたくに すわり
わたしを なかせたり
ぼんやりした かおにしたり
にかいから
とびおりたくなるように させたりして
わたしを こわがらせた
でも
あるひ
とつぜん
いなくなって
いまでは
たまにしか
かおをみせない
さわると
ちょっとひんやりとして
なまあたたかい
こなっぽいやつ
たそがれ
いまはもう
こわくない
もっとこわいものがあることを
しったから
10/1/2022, 11:49:52 AM