小雪

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時は20××年。

ある宗教に、皆それぞれ少しずつ色が違う糸を身近なものに着け持ち歩くと幸運が訪れるという教えがあった。
この宗教は政府の人が信じていたためたちまち世間に広がりいつしか日本の半数以上の人がこの宗教に入った。

それから、85年後。
あるただの一般高校の話だが、
ある女子生徒が男子生徒に告白し、
そのまま付き合った恋人がいた。
しかもその2人はその宗教に入っており、
糸は同じ色だったらしい。
同じ色なのはありえないことだが、
色々なことが重なり同じになったという。
これは運命だ。
そう運命の赤い糸。
この話から、赤い糸は運命の赤い糸と連想される単語になるのでした。

6/30/2024, 12:07:41 PM