亀岡たわ太

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 俺は頑張った。

 仕事も終わり帰宅中駅のホームで電車を待った。

 夜中。人も少ないホーム。一人少女がベンチに座ってた。綺麗な子だった。近くの高校の制服を着ていた。

 俺は独身。行ってしまうとあまり女性には免疫がない。そんな俺に少女は話しかけてきた。

「あの、ハンカチ落としましたよ。」

「あ、はい、すみません。」

 かっこ悪い、いつもの俺。仕事もそうだ。俺は落ち込む。こんなんだから女性にモテない。

 電車が来た。少女は俺とは反対ホームに乗り込む。

 そして聴こえる。

「また、会いましょう。」

「え?」

 あれは空耳か幻聴か? 幻聴も人が悪い。後で俺が悶えて苦しむのを楽しむのだろう。

 今日の夢で少女を見るんだろうな。また会いましょう。以上男の妄想でした。

11/13/2023, 2:17:45 PM