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楽園

僕は気が付くと穏やかな風が流れ、沢山の花が咲いている楽園に来ていた。
そう、僕にとって此処は間違いなく楽園だった。此処には来たくないと思う人は沢山居る。いや、大体の人は来たくないと言う。

僕は少し歩き、そこにある川の向こうを見た。そこには今までお世話になった人や支え合ってきた仲間がいる。色んな種類の景色があり、永い歴史がそこには確かにあった。でももうこの川は渡れない。渡る必要がない。


だって此処は楽園なのだから。

4/30/2024, 10:53:15 AM