一つ目 私の人生は、私の物だ。生まれたその瞬間から、この世から本当の意味で消えるその時まで。では、消える瞬間とは、どこまでをさすのだろうか?私が考えた事は、案外単純だ。まず、私が死んだ瞬間(脳死あるいは、植物状態下で、これ以上の入院が出来なくなった場合)に体を火葬する。この時、心は消滅する。遺骨は、骨壺に入れられる。先祖代々の墓に埋葬されるのは、望まないから、細かくして風に流して欲しい。そして、長い年月をかけて、皆が私の存在を忘れていく。ここで、私という記憶が消える。私の骨は、植物や土壌の栄養になる。植物はどんどん大きくなる。その、大きな植物は、花をつけ、果実をつけ、増えていく。ここまでくると、私は人間ではないけれど、生きているのではないだろうか?0からスタートして、そこから、地球が終わるまで、私は形を変え、巡っていくんだろうな。
2つ目 君の事が好きだ。直接言える程に。だが、言えないことも沢山ある。0から100まで、私の事を話すとしたら半分がせいぜいだ。だから、半分しか分かち合えない。だけど、これから先も一緒にいるのだから、過去ではなく、未来を共に見据えていけばいい。君は私の物ではない。私は君の物でもない。私は私なのだ。0から君と分かち合える今を未来を幸せに思うのは、私だけでないと嬉しいな。
2/22/2024, 10:17:14 AM