「世界の終わりだなんて大袈裟な。ただちっぽけな星が一つなくなるだけでしょう」
と、日記に書いてあった。大袈裟ね、何を思ってそう書いたんだろう?
諦めたふりして周りを睨んでたティーンエイジャー。
若々しい感性を凡庸と取る大人が恨めしくて仕方なかった。
私ももう恨まれる側になったのかしら?それを若い私は睨むのかしら。けれど。
「変わってしまったね。そのわかった様な態度が大嫌い」
「変わってなんかいないわ。私はあなたのまま」
そう、変わってなんかいない。敏感で透明な心は紫色に染まったし、あなたを若いとも思うけど。
でも、私も。この世界をちっぽけだと思っているわよ。
1/15/2023, 10:15:22 AM