「また、あの場所で」そんな何年前の呟きをふと思い出して、何気なく向かってみる。そういえば今日は私の誕生日か。そんな事を思いながら歩き続けていると、ふと目の前の物陰の隙間から光が漏れている。「…ったく、来んの遅せぇよ。」君が覚えてるなんて思わなかったんだもの。あぁ、でもまたここで会えるなんてね。……ねぇ、また今度ここに来てくれるかい?「仕方ねぇな…。また、この日にこの場所で。」
3/8/2025, 4:16:45 PM