たやは

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心の境界線

心を開いて。なんて無理。
毎日、毎日、満員電車に揺られ疲弊しきって出勤。会社では上司を持ち上げ、部下の仕事を手伝い、同僚には「お前バカがつくほと不器用だよな」と呆れられている。
仕方がないじゃん。
仕事なんだからさぁ。
仕事しないと生きていけないでしょ。「好きなことを仕事にしてるから、苦はないです。」とか言ってみたい。みたいけど、そんな仕事ない。ない。趣味でしょ。それ。
それだけで生きていけないでしょ。
実家が大富豪なの。
なら大丈夫ね。

家は違う…。
働かないとダメなのよ。 家は…。

みんなに優しくしても、いいように使われて「ありがとう」と言われれば舞い上がる。なんて単純な私。
誰も私を見ていない。
仕事の部下で、同僚で、先輩で。家では次女で。ねぇ!それ私のこと。

あなたが心を開かないから友達できないのよ。そうなの。私のせいか。なら仕方がない。
私は人との境界線をはっきりしたいのよ。
知らない人にズカズカ入ってきて欲しくないだけ。
たたの人見知りですけど何か。
慎重だと言っていただきたい。

そんな私もパチンコ屋に行くと人が変わるらしい。そのつもりはないが、隣の知らないおっちゃんに話しかけ、どのパチンコ台がいいとか、確変があーだ、こーだと話しかける。

つまり、心の境界線もTPOなのかもしれない。

11/9/2025, 9:28:00 PM