【ココロオドル】
文房具が好きな私の最近特にハマっているものが万年筆。
そして、万年筆そのものと同じか、それ以上に楽しいのが万年筆用のインクたち。
もちろんつけペンでも良い。
ガラスペンも素晴らしい。
新しいインクを買って、手持ちの紙を並べて。
試し書きをするのは実にココロオドル時間。
小さな瓶が入った小さな箱を丁寧に開ける。
箱のデザインもラベルも瓶の形も多岐にわたり、可愛らしく美しくあるいはクールだ。
インクを含んだペン先をそっと紙に走らせる。
現れる色は必ずしも見本通りとは限らない。
液色からは想像もつかない色が出ることもある。
紙質によって大きく発色が異なることもある。
美しい濃淡。
ボールペンではなかなかこうはいかない。
僅かなインク溜まりに全く違う色が光ることもあるし、乾くと色が変わるインクなんてものもあったりする。
楽しい。美しい。素晴らしい。
もっと欲しい。あの色もこの色も。
ただ、使い切れないことと己の字の汚さが如何ともし難い。
10/9/2024, 1:56:00 PM