ひろ

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tiny love

先日書いた、サッカーコーチのお話です。

息子も所属している事もあり、サッカーのパパさんコーチを引き受けた時のことです。
田舎の部活は、今もそうですが、担当する先生がすごく忙しく、部活に出られないと、よくある話です。息子も入っていた事もあり、子供達から「練習見て」と、保護者的にいる事になりました。

これが、みんなかわいいんです。
目をキラキラさせ、「絶対優勝だ!」と毎日毎日頑張っていました。
ただの雑談のようなサッカーノートをみんなで回し書きするようになり、みんなで練習方法を考え、「俺、いらないんじゃね?」といつも思っていました。

田舎の部活は、1試合勝つのが大変でしたが、運が良いのか何故か、上手な子供達が集まっていた時期でもあり、準優勝で次の大会にも出場するなどあり、こんな僕にも「コーチ」と呼んでくれるようになりました。泣きそうな程、嬉しい記憶が蘇ります。

息子には当たり前ですが、最大の愛がありましたが、人様の子供には、かっこよく、同じくらい愛してるとは、言えません。でも、こんな僕に「コーチ」と呼んで、毎日接してくれると、愛が芽生えます。

決して平等の愛にはいきませんが、一人一人に小さな愛を持って、僕も頑張りました。

多分、人生の中で、一番充実した時かも知れません。たくさんの子達からも少しですが、愛を教えてもらったのですから。
これが僕のtinyloveでしょう。

全国は、行けませんでした。当たり前ですよね。僕がコーチですから。でも、みんなと最後記念写真を撮った時の子供達の笑顔。これが、僕の唯一の人生に残せたものなんだろうと思います。
まだまだ僕は死にませんが 笑笑

今は、愛と感じる生活はなかなかありません。でも、今の生活の中で、探したら小さな小さい愛は、きっとある筈です。
人生、変えられないなら、愛のかけらを集めて、いつか、また、周りの人達の、あの時の様な笑顔を見てみたい。

小さな小さなtinyloveが、いつか、大きな愛を感じられる様に。
そして、僕の人生、無駄では無かったと思える様な。

そんな愛を探して、

みなさん、今日も頑張りましょう!

10/30/2025, 3:48:24 AM