君と出逢って
剪定された枝葉を熊手のような箒でかき集め、塵取りに小分けに入れた後に袋に流し込んでいく。修学旅行2日目の朝。民泊というらしい。
食べたことのない郷土料理は意外と美味しかった。思い返しながら、この後の昼ご飯を考えながら、郷土料理の素的な何かをお土産として持って帰りたいなと考えながら、謎の虫に注意しながら、掃除を続ける。
民泊の主人が梅の木の上から、一旦休憩だと叫んだ。
普段はスマホを使えないが、修学旅行中は許可されているから。景色も見ずにLINEを開く。LINEをしながら景色を見る。
それぞれ別別の家に泊まっているので、家独特の違いが面白い。そういうラリーを何度か繰り返していると、主人がまた呼びに来た。車に乗って、あたりを案内してくださるみたいだ。
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どんな風土が見れるんだろう。
修学旅行中はいつもと違って、夜に電話できないことだけが残念だ。
5/6/2026, 3:50:58 AM