ame

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「相合傘」
君の優しさを知ってる。
1本しかないのに傘を貸そうとするところ
自分は走って帰ろうとするところ
一緒に傘入って帰ろうと誘われ断れないところ
顔真っ赤でもちゃんと左肩がずぶ濡れなところ

その隣が僕だったらな、
雨に掻き消されるようにそう零した。


6/19/2024, 1:14:04 PM