肌寒い冬の朝、
いつも通りにアラームが時を告げる。
とうぜん
寒いので布団から出たくはない。
そこに
ふとんの中から
黒くてふわふわの愛おしい存在が顔を出し、わたしの頬に冷たい鼻先でkissをする。
さあ
起きますか。
いや
冷たいkissをした子は、ふたたび布団の中に潜り込んでいる。
苦笑いをしつつも、
まだぬくもりがある毛布で包み、ベッドから起き上がる。
ふふふ、
夜は熱い抱擁とkiss(頬ずり)の嵐よ。
…布団の中の愛娘が、身震いして更に丸くなったような気がする。
2/4/2024, 11:42:59 AM