「先輩との秘密手紙」
校舎にチャイムが鳴り響いた。
生徒たちは一斉にスクールバックを肩にかけ教室をあとにした、私は一通の手紙を持って秘密の場所へ行く。
屋外通路に出て別館のB棟に向かう
「先輩」緊張して声が出ない
「夏凛ちゃんお疲れ様!」先輩は女の子慣れしてるのかスマートな対応だ、まぁそこに惚れちゃったんだけどね
「手紙持ってきた?」先輩が近くに寄ってきて心臓の鼓動がはやくなる聞こえないか不安だ
「はい!」あぁ声裏返ったぁ最悪いつも上手く話せない
「ふっ」と先輩が笑って頬が赤くなる
「笑わないでください!」さっきまでの緊張が少しほどけて私も笑ってしまった
「ごめん可愛くてつい」あーこうやって女の子をおとすんだなー悔しいけど心の中でどうしようもないくらい叫ぶ
「そういう事言わないでください勘違いしちゃいます」
先輩が私のこと可愛いなんて思ってるはずない
「いいんじゃない?別に、はいこれ」手紙を受け取る。この人は本当に罪な人みんなに言ってるくせに
「これ、」手紙を渡す手が震える
「ありがとう、じゃあね気をつけて!」先輩は走って男女グループの友達のもとに走っていってしまった。
先輩と私が手紙を交換してる理由は私がLINEを思い切って聞いたとき私のお気に入りの小説が鞄に入ってるのが見えた「その小説、、」「好きなの?」共通の趣味がわかり心が躍る
それからは先輩と短文の小説を書き合って週の終わりに手紙にして渡し合っている
でももうこれも終わりにしよう。
この恋は実らない先輩ももう卒業、最後に告白してけじめをつけよう、なんて妄想を繰り広め今日の先輩との会話を思い出してにやけながら帰り道を歩いた
12/4/2025, 2:12:36 PM