大嘘
友情の延長線に生まれた感情を、愛情とも恋心とも言わないから、今更許してなんて言わないから、遠い街で一緒に歩けたらよかった。
君が親友だったあの頃のまま、私の手をつかんで。
もうどうしたら、変わっていく君を止められる?
一歩より遠く、一段より高く、ずっと君が離れていく。
この気持ちを恋心と呼べたら、どれほど美しかったかな
それでも、戻れない私たちは別の道を歩くしかないんだ
僕が貴方と同じ道を歩けない。君が君でなくなる。
私が私でなくなる。
それは止められない。
君が死のうとした夜、私はどんな夢を見た?
私は微かに、君の死を望んだ。
君が君を捨てるなら、僕のだけになってほしかったよ。
そこから歩けないくらいなら、今度は私が私捨てるから
貴方が拾ってね。
12/17/2024, 7:40:04 AM