貴女は人間で、私とは何もかもが違う
それでも貴女は私を怖がったりしないで
ずっと側にいて、仲良くしてくれた
初めて会った日から、もう何年経っただろう
私より少しだけ高かった背も小さくなって
あの頃のような元気もなくなってしまった
ここ最近はずっと寝たきりで
もう歩くこともできなくなったのね
こんな日が来ることはわかっていた
だって、貴女の寿命は私よりずっと短い
いつかはいなくなってしまうんだって
でも、それが今である必要はないでしょう?
永遠なんて、ないけれど
もう少しだけ、貴女と過ごす時間がほしいの
あの日、優しく微笑みかけてくれた貴女の温かさを
何千年先も、ずっと覚えていたいから
9/29/2025, 9:45:05 AM