白糸馨月

Open App

お題『終わらせないで』

 かつて私はこのアプリをやる前、『小説を書きたいのにネタがない』という悩みにぶちあたっていた。
 好きで好きで仕方なかった(今も現在進行系で好き)コンテンツのBL二次創作をしていて、五万字近くの自分としては大作を書ききってしまった後、ふと、書きたいものがなくなってしまった。
 私は焦った。
「書きたい。書きたいけど他人から受けそうなネタがない」
 そこでインターネットの海を泳いで、「ネタがない時」で検索をかける。そこには「書きたいものがなければ書かなければいいじゃない」という言葉があって絶望した。
 どうすればいいんだと思い悩み、投稿サイトへ行って、単発企画に参加してはあまりの読まれなさに絶望して、横のつながりを持って義理の評価をし合っている人たちを「ケッ」と思いながら見つめて、「なんとかならないかなぁ」といろんなSNSに参加したりした結果、ここを見つけることが出来た。
 このアプリは毎回お題が出て、それについて書くことが出来る。それにたくさん評価をいただけている。このSNSぴったりだなぁ、一年は途切らせないようにしようと目標に決めて続けている。
 相変わらず書きたいネタみたいなものはまったく思い浮かばないけど、「毎日書いてる」というのが自分にとっては精神安定剤みたいなものになっているのだ。

11/29/2024, 3:33:26 AM