人間の生む一切の事象は期待外れから湧き起こるが、それらが一つの物語の始まりへと転化するには、過信が必要不可欠だ。過信のない物語とは銃弾のこめられていない拳銃であり、打ち出すものがないから結果も何も残らない。銃弾としての過程を発射し、その弾痕を結果と呼ぶ。というのも、価値というのは結果に依存し、人間が物事に着手した瞬間では、誰もその価値を見出す事など出来ず、信用に頼るしかないからだ。
4/19/2025, 9:33:40 AM