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「君が見た夢」

 君がかつて見ていた夢。とても遠くて、不可能だって思うような夢。周りの人間たちは否定したり笑ったしたけど、それでも君は歩き続けていた。そんな君が眩しかった。だから隣で支えたいと、手を伸ばした。
 でも、遅かった。君の心は限界で、君は夢を叶えることなくいなくなってしまった。
 だから、私が叶えるんだ。君が見た夢の先の世界を、いつか君に伝えるために。

12/16/2025, 1:53:47 PM