今の自分に大切なものは、愛である。
恋人が一度もできたことの無い自分、恋とはなにか、これが恋なのかがよく分からない自分。そんな自分は、今、好きな人がいる。しかし、誰とも付き合ったことの無い自分にとって恋愛はとても難しいもので、今好きな人は本当に好きなのかも分からないでいる。そのうえ、その人以外にも気になっている人がいる。どっちも好きだ。けれど、付き合ってデートだ何だしたいという気持ちにはならない。今以上の関係になりたいという気持ちもわかないし、その人をずっと好きでいられる自信が無い。今までだってそうだ。好きだと思った人が違う人と付き合うとなった途端、あぁ、まあいっか、諦めよ、となる。それが数ヶ月、一年想っていたとしてもだ。そうなると、本気で恋をしていなかったのではと思ってしまう。そんな自分はよく恋人がいる人を見ると、愛されたいな…、本気で愛してみたいな…と思う。愛が欲しいのだ。純粋に。まだ運命の人に出会えてないだけなのかもしれないが、そんなのどうだっていいから、今、愛し愛されたい。今好きな二人だって、どっちの方が好きなんだと聞かれても分からない。二人ともいい人だ。今の自分では精一杯な恋な気がする。けれど、分からない。どうしても。どちらも好きだからこそ、選べないし、選んで付き合いたい気持ちにもならない。けれど、愛し愛されたいという欲求が溢れ出そうになっている。自分には、愛が大切で、愛がないと生きていけないのに、、、。最近愛が足りないと思うのは、母の私に対する素っ気ない態度だ。ほぼ無関心で、愛されている気がしない。そういうことが重なり、今溢れ出そうになっている。大切なものが愛なのは、おかしいだろうか、醜いであろうか。もっと大切なものは他に、沢山あるのではないのだろうか。なぜ、自分は愛なのだろうか。
「大切なもの」
4/2/2024, 7:13:31 PM