日陰から日向を眺めるような懐かしさがある。
正確には、あの頃に感じた言い表せない感覚があった事を思い出し懐かしんでいる。
会いたいわけでもない。
妙に切なくて、けど優しくて。
悲しんでたら恥ずかしいくらいだ。
朝の陽が差し込む薄暗い部屋で君を感じている。
この気持ちをあの頃から少しも言語化出来ていない。
まるで君を探すみたいに近い言葉を
いや、違うな。君のことは探してない。
想像や思い出じゃ似て非なる別物だ。
だから辛いわけじゃない。
日陰から、日向を眺めてる時のような気持ちなんだ。
3/9/2024, 10:29:00 PM