「青い青い」
ブルーとグリーンは違う色なわけですが古来日本では青も緑もそう変わらんだろうという認識でいた為に大体ざっくりあおいなと言えば若者であったり緑の苗木であったり青春であったりと概念がやや錯綜しているわけですが、緑に属するものは概ね土系に属するわけであり、ブルーに属するものは海系かはたまた空系に属することになりますが、海系と空系では海軍と空軍くらいにはちがう訳です。
海軍は基本艦隊を組み、空軍はゴールデンウィークにブルーインパルスがアクロバット飛行をしたりする。
根本、飛び立ったものは地面に落ちるかソフトランディングする宿命ですが、海というのは平面移動ですのでもしかしたら行ったまま帰ってこないということもあり得る。
飛び立ったものは地に落ちる宿命だというのが顕著な例の名画が「華麗なるヒコーキ野郎」でハッピーエンドをお望みの方にはおすすめしません。
行ったまま帰ってこない海というのは、「タイタニック」などは二重に帰ってこない例の名画ですね。
青いと若いとグリーンが混線している例が「青い山脈」ですが残念ながら私も観たことがありません。
5月には青い空と緑なす山々を見に観光に行くことが可能ですが、関東平野には山が無いという話を最近になって聞きました。
山が無い!
ややカルチャーショックですが構いません。
日本は島国ですので海がある。
海がない!
なんかそんな県もありましたね。
ややカルチャーショックですが構いません。
日本にはまだ空がある。
東京には空がない!
確認したわけではありませんがその場合ややカルチャーショックです。
川。川くらいならなんとか見つかるでしょう。それすらなかったら本当にカルチャーショックですが。
まあホームセンターでカーネーションを選ぶくらいの体験は共有出来るのではないでしょうか。
別に5月の青さを共有する必要は微塵もないのですが思わず共通項を探してしまうのがSNSでモノを書く時の最初の躓きなのかもしれません。
青また青。
僕の故郷は狭い空と低い山々と溝の様に水位の低い川の中に小魚の跳ねる平凡な限界田舎です。
5/4/2025, 4:23:47 AM