Rai

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キャンバスに筆をなぞるだけの日々。

なんの感情もないその無機質な一枚に、
誰もが賞賛し、嫉妬する。

息もできないこの世界から
自分の世界に逃げるだけ。

自分が描く価値なんてどうでもよかった。

そんな一枚を、あなたが見つけてくれた。

「好きだよ」って、たった一言。
その輝きが、あなたの眩しさが、
僕は焦がれてしまったんだ。

僕の一枚と、僕の生き方に、
一等星の輝きを放ち出す。

突然現れたあなたは、
紛れもない僕のミューズなんだ。

【神様が舞い降りてきて、こう言った】

7/28/2024, 10:19:37 AM