一尾(いっぽ)

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→昨日の話

昼間に友人と呑んだくれる。
そこそこ気合を入れて作った私の料理を友人は旨いと舌鼓を打つ。
適当な話題で盛り上がる。日々のあれこれ、読んだ本の感想、孤独について。彼女も私も孤独を恐れながらも、完全に逃れようとは思わない天邪鬼だ。
堕落の塩梅、その匙加減を私たちは知っている。昼呑みを夜まで引っ張ることはない。
いい加減を覚えてもう久しい。

子どもの頃は、未来のこんな自分を想像しなかった。もっとわかりやすくメッキメキに輝く自分を思い描いていた。
それが良いとか悪いとか、一体誰が判断できるだろうか?

テーマ; 子どもの頃は

6/23/2024, 11:56:22 AM