憂愛

Open App

幼いふたりで交換しあった、ぎこちない詩
君が黒歴史だと思っていたとしても、
私にとっては白歴史

「あいたい」を伝える術すら、今にないこと
あのときのふたりは知らなかった

向日葵みたい
そう呟いた私に「太陽だ」と笑った君
その笑顔を見るたび、腐りかけの向日葵は呼吸ができた

流れ星にどれほど願っても
もとから信じてもいない神様に祈っても
愛し君とは、もう会えない

もしも、どこかでまだ詩を紡いでいるのなら
いつか偶然、君の言葉に出会えますように

小さな光を何十年も持ち続けてる私を、君は笑うだろうか
眩しい向日葵みたいな笑顔で

1/19/2026, 3:11:10 PM