逸話がある。
かつて太陽に憧れて飛んで行った天使だったか何だったかが、結局その熱に灼かれて朽ちてしまう話だ。
憧れというのは時に身を滅ぼす、という教訓だったのだろうか。
その天使はそれでもきっと最期まで幸せだったのだろうな。
憧れの存在に手を伸ばせば届く距離、その見返りとして身は朽ちる。
推し活にも近しいのかもしれないな。
だからこそ一生手を伸ばしても届かない距離に憧れはいてほしい。
太陽に焦がれて手を伸ばして身体が無くなるのも一つ、究極の推し活の形。
私は自分の身が今のところ大事なので極めなくても良さそうだ。
11/26/2024, 1:28:09 AM