歌を作る君と、話を書く私。
どちらも文を書いているけれど、
お互いがお互いを馬鹿にしている。
音を付ける君と、名前を付ける私。
どちらも文をただ書いているわけではないから、
お互いがお互いを尊敬している。
一緒に海に行っても、
じっと波音に耳を澄ませている君。
音のことしか考えてない君を見て、
波音から音楽を見出そうとしている君を見て、
必死に見下そうとしている私を感じる。
かくいう私も、
恋愛小説を馬鹿にしているようなままでは、
何者にもなれないと君に見下されている。
表面では尊敬の念だけを見せて、
検索履歴はお互いの過去で溢れる。
いつまでもかっこ悪い私達は、
広い海と波音にのまれる。
『波音に耳を澄ませて』
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!
本に影響を受けすぎました。
本がもっともっと読みたいのに買えない…
おすすめの本ないですかね、教えに来てください。
7/5/2025, 12:22:02 PM