愛及屋烏

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私は、誰からも愛されたことがない。親からは虐待され、学校ではみんな、私をいじめる。先生や他の大人もみんな見て見ぬふりをする。
 こんな世界もう嫌だ。これだけ生きたんだ。もう十分…きっと神様も許してくれるでしょう。
…さようなら地球。さようなら私…



ガッ!!!  誰?「私はもうつかれたのよ。こんな世界にいたくないの!!」
?「なら、なぜあなたは泣いているの?」
ッ!・・・
?「何かあったのなら私が話を聞くわ」
「…私、親に虐待されているの…それに、いじめも受けているわ。だから…だから、私にかかわらないで。もう死なせてよ。お願いよ…」
?「だったら、私があなたの味方になるわ。そして、あなたに愛を与えてあげる」
「そんな事したらあなたまで、いじめられてしまうわ。」
?「大丈夫。私は大丈夫。」
「…そっか。わかった。ならお友達になりましょ。私は香よ。あなたは?」
?「ウフフ、嬉しいわ。私は心よ。よろしくね香」
香「えぇ、よろしくね!心!」


それから、私と心は毎日のように仲良く遊んだ。いじめもなくなった。

私達は、これからも、この美しい大空で過ごしていく。
これが、私があなたにもらった最初で最後の愛情。



後書き
この話を読んで不快にさせてしまったら申し訳ありません

11/27/2024, 12:56:51 PM