所感2 届かない……
食糧庫の上の方に積まれた、魅惑的なお菓子達。ポテチ、じゃがりこ、ポッキー、プリッツ、おっとっと、柿の種、するめ、チョコレート……。どれもこれも美味しそうだ。しかし、一つも食べることができない。この身長じゃ、ジャンプしても椅子の上に上がっても届かないからだ。
そんな感じで、幼少期の頃は親がいなくてはおやつが食べられなかった覚えがある。好きな時に好きなように食べてねと我々に言う割には、良心的とは言えない場所に置く親。
あれは一体、何だったんだ……。
たまに思い出しては無意味に憤る。まあ今更昔の気持ちを出しても遅い。
それより今を見よう。
冷蔵庫からさけるチーズを取り出し、一つ丸かじりすることができる。小腹が空いたらコンビニに行って好きなお菓子を買える。というか夜中にお菓子を作れる。
嗚呼最高じゃァないか!
親と体重計から離れた今しかできない贅沢だ。
5/8/2025, 1:28:41 PM