凡ゆる種類、サイズ、色彩、形の悲しみだけを売るフリーマーケットの無数の露天テントの隙間をゆらゆら迷うみたいに散策する亡霊の探し求めてるなにかしらみたいな ... 。
私みたいな半世紀煮え切らない侭でも未だ生き長らえて大した感謝心も無く肉も草米も食し小さく世の旨味を噛みしめつつ虚しさに捉われ毒の酒に浸り敢えて悪覚に陥りしてこそ口業を能くも隠密また虫の痴話の如く伏せ顕にせず。
言葉はいらない ... ただ有難いのは ....
慮い遣りに乏しいこの世界だから、
いつ死なされてもまあ先ず悔い無し、
適当乍ら本望 ...
だな。
地獄の珍味を舐め味わった者にしてみれば名誉栄誉栄華なんてのは雨晒しの道端で拾う飴の口に入れりゃ裏切らぬ甘味と同じ。
馬鹿ががっつけばいい。
おれは興味無し。知らん。
8/30/2024, 1:26:42 AM