あれからどれくらい経ったか。
その日々を数えるのは難しいと思うほど忙しくて。
遠い昔、楽しかった毎日が色褪せるほどここまできてしまった。
どこまでも続く澄み渡った青空を初めて見た日。
揺れる木陰が冷たい風と共に揺れるのが涼しくて。
静寂で穏やかな日々がいつまでも続くと思っていた。
けれど大人になると青空は見なくなった。代わりに地面や周りの情報に振り回されて混乱する日々。
気を使い円滑に回さないとピリピリする環境で。
心休んだ日はいつだったのだろう。
贅沢は言わないから一瞬でもいい。
またあの青空を見上げたい。
7/17/2025, 2:25:22 PM