ずっと隣で
夜空を彩る幾つもの光。
心臓まで響く大きな音と共に、打ち上がった光たちは
あっという間に消えていく。
空を見上げたあなたの目は
降り注ぐ光の欠片を反射して
きらきらと輝いていた。
あと何回、この景色を共に見られるのだろう。
時間の流れは、残酷な程に早く
アナウンスがフィナーレを告げた。
また来年、と挨拶するかのように
寂しくないよ、と励ましてくれるかのように
大きな大きな花たちが、次々に弾け散る。
あぁ、もう終わっちゃうのか。
最後に、一番大きな花が夜空に立派に咲き誇った。
「…やだなぁ」
寂しさが募って、自然とこぼれ落ちた言葉は、
ドン!!という大きな音と、歓声の中へ消えていった。
私の横で満足そうに目を細めるあなたを見て、思う。
あと何回、一緒に見られるかはわからない。
それでも、
願うなら、ずっと隣で。
3/13/2026, 11:58:22 AM