黎明

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君がくれる温もりは、
いつもやわらかく私の瞼を刺す。

気が付くといなくなっていて、
また、胸いっぱいに吸い込みたくなるような、
せせらぎのような空気と共に訪れる。

嗚呼、この光を両手いっぱいにあつめることが出来たなら。
苦しいとき、いつでも取り出すことが出来たなら。

君がくれた温もりを、
いつかどこかで君に渡すことが出来るのに。

6/9/2024, 12:06:14 PM