ハイル

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【新年】

 新年早々、後味の悪い夢で目を覚ました。
 詳細は伏せるが、人の生き死にに関わる嫌な夢だ。年の初めから文字に書き起こすことすらしたくない。私は医療職の端くれなのだが、まさか初夢にまでそんなものが侵食してくるとは思いもしなかった。
 一富士、二鷹、三茄子とは言うが、何一つ夢の中に顔を出すことは終ぞなかった。記憶にある夢の始まりから終わりまで、私は懸命に自分の仕事をしていた。目を覚まし、夢の中でのあの対応に至らぬところはなかったか、知識として不足していることはなかったか、等々を思い返す。
 自分が至らぬことは百も承知である。社会人になり早○年になってしまった。後悔のないよう生きているつもりだが、毎日何かを悔いている気がしてならない。
 『書く習慣』にこのような自分の話を書くつもりは毛頭なかったのだが、新年の頭からホラーを書くのも見る側は気分が悪いか、と自分に言い聞かせた結果が上記である。決して、【新年】というお題から話が思いつかなかったわけではない。
 初夢は縁起の悪いものとなったが、囚われすぎず、今年も悔いのないよう生きたいと思う。

1/1/2026, 4:36:50 PM