るに

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I LOVE…。
その続きを
私は想像できない。
誰ともピースが合わなくて
昔から一苦労してきた。
何かを続けるということも
何かに夢中になることも
何かを好きでいることも
私には難しかった。
みんなは遊ぶこと、
本を読むこと、
ゲームをすることが好きだった。
私はずっと
ぼーっとしていて
時間がすぐに経ってしまう。
寝ているのと起きているのとで
あまり変わらないような生活に
飽きてきた頃だった。
人を
殺してしまった。
ずっとずーっと
怒ってばっかりの
私のお母さん。
その甲高い怒鳴り声が
いつもより耳障りだった。
だらだらと生きていて
恥ずかしくないのか、
なぜ周りの子達のように
得意なことがないのか、
何故もっと上手くできないのか。
家に帰ってきてすぐ、
玄関で声を上げられるものだから
すぐそこにあった花瓶を
ちょっと投げたら
死んじゃった。
動かなくなっちゃった。
真っ白だったパンジーが
真っ赤に染まっていった。
その時私は恋をした。
"Good Midnight!"
そしてドアを開け
外へ出た。
風が強くて
今にも吹き飛ばされそうだったけど
足取りは軽くて
でも鼓動は早かった。
I LOVEに続くのは
MEだ。
私は私に恋をした。
誰ともピースが合わないのなら
私と私でピースを埋めたらいい。
何にも本気になれないなら
全てぶち壊してしまえばいい。
今までのことが全て吹っ切れた。
今の私は
私が1番好きな私だ。

1/29/2026, 2:58:22 PM