懐かしく思うことは数え切れぬ程
四季の風が香る度、季節の色が変わる度、
いつだってその時その時が必死だった
苦すぎる失敗も、塩辛い涙の味も
その度によく聴いていたあの曲も
懐かしめるようになったのなら
僕にしては上々だろう
今頃あの人はどうしてるだろうか、と
お世話になった人達のその後を思う度
その人達との日々がまた懐かしくて
戻りたい、と寂しくなってしまう僕は
まだまだだなぁ、と苦笑いしてしまうよ
その内今の自分を懐かしむ日が来たなら
その時の自分はどう思うんだろうか
愛想笑いで流され諦め生きてる今の僕を
ほんと馬鹿だったな、と笑うんだろうか
この先、自慢話も名誉も成果も
何も残せそうにもないからさ
味気ない過去になるんだろうけど
まぁいいか、
笑ってくれるんなら
10/30/2022, 1:55:05 PM