シャッターを切る。 小さな四角の中に、その一瞬の姿を仕舞い込む。「あー逆光だよ、これ」 画面を覗き込むと、たしかに逆光になっていて、映してもらったはずの私の顔がよくわからない。「でもまぁ、これはこれで味があるんじゃない?」 カメラを持った本人はどうにも納得いっていないようだが、私はこれで良かった。 だって、きっと、君に写真を撮ってもらえて、ものすごく浮かれた顔をしていたから。ふと我に返って、恥ずかしくなってしまったんだ。『逆光』
1/24/2026, 2:30:24 PM