題【窓から見える景色】
「よし!今日も頑張ろ~!」
とは言ったものの…、どうしよう!最近、女の子の友達が出来ないんだ。莉緒なんかしたかな。
「姉ちゃん!朝ごはんだよ!」
「あっ、和樹。」
「どうしたの?なんか窓の外見てた?」
「うん。窓からの景色を見て考え事?かな。」
「そっか~。俺でよかったらなんでも話してね!」
「うん。ありがとう!和樹。」
「えへへ///」
「「いっただっきまーす♪」」
おいし~♪
「「ごちそうさま!」」
「姉ちゃん!今日俺と登校ね!」
「うん。分かった。もうでるよ?」
「えっ!?まって!」
バタバタ!
「母さん!いってくる!」
「行ってらっしゃい。気を付けるのよ?」
「はい~!」
「ここから私電車だから、バイバイ。」
「うん。またね!」
「着いた~!」
だんだん慣れてきたな。電車!
やっぱり私はやれば出来る♪んふふふ。えへへへ。
「ねぇ!ここに、隼人くんと仲良い女、いる?」
誰だろ?まぁ、私は隼人とそこまで仲良くはないし?関係ないか。
「あっ!いた!あの子じゃない?」
「本当だ!出てきなさいよ!」
「えっ?私?」
「あんた、調子乗ってる?」
「いえ、別にそんなつもりは…。」
「嘘でしょ!隼人と手を繋いでたじゃん!」
ザワザワ。
えっ!あいつが?最低
キッモ、引くわ。
「あっ、ちょ、やめ…。ごめ…さい。」
「なんて?きっこえなーい(笑)」
「ごめんなさ…、」
「天宮になんか用かな?」
「太陽くん❤️あのねこの子が調子に乗ってて~。」
「へぇ、お前らの方が調子にのってんじゃん!」
「えっ?」
「人のこと、散々言って、嫌われるぞ。」
「ふ、ふん。今日は見逃してげる!」
「ありがとうね。太陽くん。」
「大丈夫?僕を呼んだらいつでも助けて上げる!」
「うん。ありがとう。」
「いーよ♪」
「あの。」
「?瀬川くん!おはよ。」
「ごめんね、僕のせいで、責められたね。」
「全然大丈夫!慣れてるし…。」
「っ!慣れたら駄目だよ!」
「えっ!?」
「こんなの、慣れるって。そんなの!これからは僕が天宮さんのこと、守るから!」
「えっ?でも。」
「僕が守りたいんだ。」
「じゃあ、ありがとう。お願いね!」
「分かった。」
9/25/2024, 12:26:11 PM