表現欲が尽きるまで。

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「逆光」

背後から照らされる光はあまりにも眩しい。

目には入ってこない光。
それでも逆光が自分を通りすぎて、
目の先を照らす人や物が酷く輝いて見える。
それらが眩しい。

背中だけが暑い。
太陽が背中を押してくるような感覚というより、
自分の影を踏んで太陽から逃げるように歩いていく感覚。

私の人生は影を踏んで踏んで、
たまに振り返って太陽を見るけれど、また影を踏んで。
いつまで経っても明るい自分を肯定できないみたいに、
暗い自分を突き詰めて責め立てていく。
それが私の人生でしかないのだ。

そう、逆光はいつまで経っても嫌い。
受け入れたくもない。
太陽なんてなければ、逆光なんて存在しないし、
明るい自分がいなければ、暗さしかないから、
それを「ただの自分」だと肯定できてまだ楽なのかもしれない。

でも、死ぬまで太陽はあるし、
生きてたら明るい自分はきっとくる。

明るい自分も暗い自分も肯定できたら、
360度、どこへでもいけるのかな。

逆光の眩しさを受け止められるかな。

1/24/2026, 11:55:07 AM