不完全な僕のまま、愛してくれた。でも、不完全は不完全で。結局は離れていった温かな体温。あったものがなくなったという寂しさと、虚しさと、諦め。最初からぜんぶ壊れるって分かっていたら、どれほどよかっただろう。不完全なままじゃやっぱりだめでした。不完全は不完全でした。僕はいらない存在でした。─不完全な僕─ #50
8/31/2024, 11:47:32 AM