人生が変わった、という存在はリアルでは一人。
いわゆる〝推し〟となったその人を、追いかけることが生活の基盤になった。
そうして約二十年。生きる理由があったのは、良かった事だと思う。
もう昔ほどの情熱は無いけれど、それでも推しとなったその人の表現は何でも一通りチェックはしたくなる。
そんな「特別な存在」は、実は三次元でも二次元でも関係無い気がする。
実在しない、フィクションの世界のキャラクターでも私の人生に影響を与えて〝推し〟となった人はいる。
彼が発した言葉、彼の行動、その全てが知りたい。
そんな存在がいることは、幸せな事なのだろう。
END
「特別な存在」
3/23/2024, 11:44:21 AM