「光と闇の狭間で」ある時は、たくさんの目に晒されて恥をかく。ある時は、時間に遅れて冷や汗を流す。ある時は、見知った人間に怒号を浴びせる。ある時は、親しき命が掌から散っていく。そして私は、息の仕方を忘れてしまう。ささやかな隙間から差し込む陽光に照らされて、はたと目が覚め、ようやく息を吸う。1日の始まりである。希望をすり潰した鈍色の気持ちを胸に抱きながら、ひとり想う。ーーああ、生きてる。
12/2/2024, 12:48:43 PM