藤沢はなび

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曇り夜空と無関心な視線。
私は洗濯物を畳み、虚ろな目であなたの言葉を待った。

信じていると告げた遠い日の私の心が恋しい。
なぜ、あんなにもあなたを信じられたのだろう。

決して混ざり合うことはない、私が見るテレビから流れる無機質な音とあなたの横向きのスマホから流れる無機質な音。

この音の中、言葉を紡いでいくことがどれだけ恐ろしいかあなたは分かっていない。

私はなにか罰を犯したのでしょうか。
奇跡を待ちわびて、信じて耐えて行動した結果がこれですか。

これは夢だと言ってください。

8/8/2025, 3:59:10 PM