Ryu

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いつもいつも、お世話になってます。
美味しいご飯、ホント感謝しています。
料理なんてまるで出来ない私だから、そこに関しては全部おまかせで早二十余年。
これが無かったら生きてこれなかった。
いや、大げさでなく、食べることは生きることだしね。
美味しくないものばかり食べて生きるのも、そんな人生まっぴらごめんだし。

つまんないプライドで時折ヘソを曲げる私を、責めるでも宥めるでもなく放置してくれるのも、結果としてイイ感じに落ち着く。
本当はもっと雄弁に語りたい私だけど、それを許されたら愚痴だらけの我が家になってしまうかも。
なんか、雲行きが怪しいからこの辺でこの話題は終わり、その方がダラダラと意見をぶつけ合うより正解なのかもしれない。
家族というコミュニティにとっては。

まあもちろん、一番の感謝は、ふたつの宝物をこの世界に生み出してくれたこと。
どう頑張っても、偉そうに語っても、自分には出来なかったこと。
想像すら出来ない痛みに耐え、寝る間を削って命の糧を与え。
そうして育ってゆく我が子と、一緒に楽しむことしかしなかった私には、大黒柱面する権利などなかったのかもしれない。

ありがとうは…こんなところかな。
ごめんなさいは…これらをちゃんと伝えていないこと。
どこかで、伝えようとは思う。
もしかしたら、人生の終わり近くになるかもしれない。
今回のお題は、北野武監督の「HANA-BI」のラストのセリフ。
心中する二人の、奥さんが最後に夫に告げるセリフ。
やっぱり、最後にこのセリフは切なすぎるな。
もっと早く、なんなら、明日の夕食後にでも。

無理かな…?言えるかな…?
奥さんがこのアプリを使ってて、自分をお気に入りに登録してくれてたら、話は早いんだけど。

12/8/2024, 1:22:47 PM