きみが砂時計を逆さまにしたとき、カップに入ったたっぷりのコーヒーに、角砂糖を入れたときの溢れた飛沫を思い出した。綺麗にとんがった鉛筆でノートに文字を書いたときに、ポキっと先が折れたのを思い出した。完璧は長くは続かずけれども、完璧でなくなると、なぜかホッとして、すこし心にゆとりができる
5/28/2025, 1:19:13 PM