書類を束ね机の端に寄せ、珈琲を淹れ香りを嗅ぐ休憩と称して彼女とティータイムするのが近頃の楽しみである小鳥は巣立ち、巣には我々だけただ、いつ帰ってきても良いように部屋はそのままで埃だけ払っておいてやる彼女が毎年楽しそうに作る手袋とオーナメントに私が育てた草花を縄で括ったリースを、窓辺にかける小鳥たちがこうすると、毎年喜んでいたものだ習慣はなくならないものだ、なかなか
11/6/2025, 1:28:11 PM