バカみたいに夢中だった
君の姿を見るだけで
君の声を聴くだけで
心拍数は跳ね上がり
君の一挙手一投足が
絶えず気になった
ストーカーになるほどの
勇気も実行力もなく
それでも時には偶然を装い
君の帰り道で
気付かれないように
こっそりと待ち伏せたりもした
見返りなど
なにも求めてはいなかったし
考えたこともなかった
君に会えることが
幸せのすべてに思えていた
幼くて可愛い
わたしの初恋物語
# バカみたい
3/22/2024, 9:47:28 PM