題 何でもないふり
何でもないふりであなたのことを盗み見る。
気づかれてないかな?
うん、大丈夫。
・・・でも、なんだか楽しそう。
友達と楽しく話してて、ちょっとだけ寂しい。
あの場所に私がいられたらいいのにって。
私とあなたと他の友達と・・・。
一緒に笑いあえたらいいのにって思う。
私の居場所はまだあの人のそばになくて、友達という座でさえ掴めないでいる。
だから動くことも出来ないし、あなたからの言葉も貰えない。
こうしていつも見ているだけ。
目が合っちゃうと凄く動揺する。
ずっと見てるから、たまに目が合うけど、あなたは、気にせずにすぐに目を反らすけど・・・。
私はその日1日がそれだけで幸せの絶頂みたいな
そんなドキドキとドクドクとフワフワとほわほわが混ざり合った気持ちになる。
なんて幸せなんだろう。
こうして、交われない切ない気持ちもあるけれど、あなたがいる教室も私の恋心も。
こんな気持ちは初めてで、切なさも心地よさもあって。
その気持ちを教えてくれたあなたに感謝する。
ありがとう。私の人生に現れてくれて。
こうして見ているだけで幸せだよ。
こっそり心で囁きながらチラッとあなたを見る。
あなたは少しも気づいてないけど、ここにあなたのこと想っている人がいるっていうこと、いつか気づいてくれるといいな。
12/11/2024, 3:07:03 PM