土地柄、夏は特に騒がしい。気候のように陽気な人が多く、不思議な言葉の音階がどこか異国情緒を思わせる、あたたかい場所。笑顔と活気に満ちたこの場所がぼくは好きだ。散歩をしながら、すれ違う守り神を数えていく。「今年はあと何回台風来るのかなぁ」浜辺に立ち、遠くの海を眺める。ぼくはこの海の向こうから来た。もう、この海を越える予定はない。〉どんなに嵐が来ようとも
7/29/2022, 10:13:22 AM